バター猫のライフイズ暇つぶし

主に映画や小説、ゲーム、音楽の記事が多いです。

オススメ邦楽ロック!! 『夜の本気ダンス』

今回は今までにない新感覚のロックをご紹介します!

 

その名も『夜の本気ダンス』!

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夜の本気ダンス(よるのほんきだんす)は日本の4人組ロックバンド。

夜の本気ダンス - Wikipedia

 

オススメポイント!

 

このバンドにはその名の通り、思わず体が揺れるようなノリのいい曲が満載。

ライブや、カラオケなんかでは盛り上がること間違いなしでしょう。

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彼らの音楽はまさに「踊れるロック」!

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この文化祭みたいなフレッシュな感じ、たまりません。笑

 

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そして楽器隊の音も一つひとつがわかりやすく、聴いていて楽しい。

バンド全体でエンタテインメントを体現しています。

[感想]『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。

 

少しずつアベンジャーズ最新作である「インフィニティ・ウォー」のしっぽが見え始めたバター猫です。

 

さて現状でも十分にキャラが多いアベンジャーズシリーズですが、この先どんどん増えるという話なのでゆっくり追っていきたいと思います。

 

というわけで今回はそこに至るまでに最も重要と言っても過言ではないこの作品の感想になります。

 

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

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気になった点

ひとこと言わせてもらうならこの映画はアベンジャーズが絡む物語では現状最高傑作。

正直アメコミヒーローものでここまでの映画があるとは思いませんでした。

 

なのであえてツッコむとすると、一点だけ。

キャプテンとトニーはもっと話し合えばよかったのでは......?

はい、無粋な疑問でしたね。

 

しかし彼らはお互いに頑固なところがあるので話をしたところで穏便にいくとは限りません。映画的な尺の都合もありますしね。

 

面白かった点

全部です。全部

中でも戦闘シーンはヒーロー達の内乱ということもあって見応えが凄まじい

 

キャプテン・アメリカを始めとする近接格闘メインの攻防やビジョン、アントマンなどの能力をフルに活用したバトル等。

映画の尺を贅沢に使った夢のマッチアップも多く、かなり興奮度の高い映画になっています。

 

一方でヒーロー達のそれぞれの価値観や正義感がぶつかり合う脚本もこの映画を傑作足らしめています。

 

キャプテンもトニーも本気のラストバトルは息が詰まるようでした。

私が今日もヒトカラに行く5つの理由とその魅力

皆さんヒトカラに行ったことがありますでしょうか?

 

バター猫は休日があればしょっちゅう歌いに行きます。今日も行ってました。

 

ただそんな私でも最初は一人でカラオケに行くことに抵抗を感じなかったわけではありません。もしかしたらまだまだそんな方は多いのかも。

そこで本日はヒトカラの魅力についてじっくり考えていきたいと思います!

 

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1,どんな曲を入れてもいい

人とカラオケに行く場合、特に3人以上になるときによくあることなのですが、その場の全員が知っているようなポピュラーな曲を入れなくては、と無難な曲ばかりを歌ってしまいがちになります。

 

つまり人数が増えれば増えるほど曲のレパートリーが少なくなっていくのです。

 

ヒトカラならその心配はありません。

好きなものを好きなだけ。

難しい曲もふざけた曲もうろ覚えの曲もマイナーな曲も入れ放題。

 

2,下手でもいい

どんな曲でも初めから上手く歌える人は少ないでしょう。

それこそプロの歌手くらいなものです。

 

よほど気心の知れた友人と行くのであれば感想を訊いたりもできますが、その日初めて会った人とカラオケ、というシチュエーションも珍しくはないでしょう。

 

一人ならば納得のいくまで練習が出来ます

自分の歌を録音して聴いてみたりもいいでしょう。とにかく自由な空間なのです。

 

3,待ち時間がない

大人数でカラオケに行くといつも考えてしまうのがこのことです。

歌って盛り上がりたいからカラオケに来たのに自分の順番が遠く、終わってみればまったく歌い足りない。こんな経験は誰もがあるのではないでしょうか。

 

他人が歌っているときにスマホを触るのもなんだか失礼な気がする......。

盛り上げるのもなんだか疲れてきた......。

 

そしてふと思うわけです。

明日ヒトカラいこ

 

4、他人の歌を聴かなくて済む

付き合いで行くカラオケには割とつきものだと思います。下手とは言いませんが決して上手くはない人、いますよね。

同行者が盛り上げ上手だったり、歌手並みに歌が上手いとかでなければ大抵こういうのは退屈なものです。知らない曲ならなおのこと。

ヒトカラに行きましょう。

 

5,自分のペースで歌える

一人で歌っていると喉が疲れてきたり、画面をずっと注視しているので目がちかちかしてきたりします。

そんなとき私は持ち込んだ本や漫画を読んだり、少し横になって昼寝をしたりしています。

人といくとこうはいきませんね。

 

まとめ

私はヒトカラで、下手をすると自宅よりくつろいでるんじゃないかと思うときがあります。

それほど一人のカラオケというのは自由な時間が過ごせるのです。

興味がある方はぜひ一度行ってみてください。

[感想]『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。

 

どうも。最近本格的にマーベル作品にハマってしまっているバター猫です。

 

その中の一つであり、Netflixオリジナル『デアデビル』も観始めてしまいました。

 

そして今回レビューするのはこの映画!

 

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

 

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気になった点

これは完全に好みの問題なのかもしれませんが、一作目や他の単体映画に比べて地味に感じる部分がありました。

 

どういうところかと言うと、敵が機械なんですよね。人工知能

しかも能力がほぼアイアンマン。機能が少ないぶん、劣化とまで言えるかもしれません。

終盤はこれが何匹も出てきてヒーロー達に鉄くずにされる。というだけのシーンが続きます。

戦隊モノで例えると雑魚との戦闘を延々観せられ、そのあとのボスはさほど強くないといったところ。

 

たしかに、人工知能が人類に反旗を翻す。というのは近未来のSFでは王道な展開かもしれません。

 

しかしそれは人vsAIの頭脳戦や、人が依存していたネットワークを支配される絶望感ありきのものであって、この映画にはそのどれもありません。

 

これなら最初のビジョンのボディを奪われていた方が面白そう。

 

面白かった点

それでも序盤の双子との戦闘や、ハルクvsアイアンマン(大)の迫力ある戦闘は健在。

 

きちんと一人ひとりに見せ場があり、参戦ヒーローのうちの誰が好きでも楽しめる出来栄えでした。

ブログを1ヶ月毎日更新して気づいたこと

どうもみなさま。バター猫です。

ふと思いついて見てみると記事の数が30になっていました。

 1ヶ月毎日更新ができたわけです。

この飽きっぽい私が。笑


その間にいくつか気づいたことをお話しします。


続けることはそんなに難しくない

私がこのブログを始めに考えていたことはとにかく続ける、ということでした。


とにかく続けて、ブログを書くことを習慣にしよう。途切れてもやめなければいい。

そういう思いで更新していき、いつのまにか1ヶ月が経っていました。



視野が広がる

自分のことを発信するブログというものをそばに置いて生活してみると、知らず知らずのうちにそのブログの話題を探していることが増えました。


この前までの私なら何も思わなかったであろうできごとやニュース。


そんなことを自分の中で色々と考えるようになりました。


例えるなら漁師が使う網の目がさらに細かくなり、魚の収穫量が増える感じでしょうか。


書くのが速くなる

今ではスマホを使って記事を更新するすることも増えてきています。


しかし、1ヶ月前の私は時間がかかるため断念した覚えがあります。


これは単に内容やタイピングのスピードの問題ではなく、文章の組み立てが早くなっているため。


もともと私は文章を書くのが速いわけではなかったため、この点はかなり実感がありました。


まとめ

1ヶ月という時間は長いようで大変短いものです。


その時間でここまで考え方が変わるブログという文化に、可能性を感じざるをえません。


これからも続けていくので、目に止まった方はぜひ読んでください。


10月度ナーフ、バフによる環境変化――シャドウバース

最近開いてる時間があればCoDをやってしまっているため、シャドウバースの方を少しサボりがちでした。

とそんな中今月のナーフ情報が公開

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これらはコストが上昇。

まあそれにしても見劣りはしない程のパワーを持っているカード達なので、環境で全く見なくなるということはなさそう。

 

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以前記事で紹介した2ピックの鬼。

ただレイサム軸とのシナジーアーサーのナーフなどにより、悪いことばかりではなさそう。

 

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1,2ターン目に出てくることがなくなり、ひとまずは許されるのかな?

運用感はそのままで上振れだけを切り取った感じなのでおそらくはこれからのヴァンプを支え続けるカードになるでしょう。

 

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このカードがナーフされた事により、ケルベロスやポセイドンなどの展開カード群の価値が相対的に上昇。

特にロイヤルとネクロにとっては嬉しいナーフなのでは。

 

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そして今回はなんと2枚のバフがありました!

この2枚はコストをひとつ下げるだけでかなりいい性能に。

どちらも強すぎず活躍できる幅の広がる良カードになっています。

 

調整に伴う環境変化

おそらく次の環境では蝙蝠に喰われていたリーサルターンの遅いデッキが出てくると予想。

  • ギガキマ
  • リシェーナ
  • アーカス
  • セラフ
  • ランプドラゴン

具体的にはこの辺りでしょうか。

特にセラフ率いる天狐ビショなどはブローディアが加わったことにより、デッキ全体のバランスが安定するためどんな相手にも対応できそう。

そしてこれらにマウントを取ることができるレイサムを軸にしたミッドレンジロイヤルも引き続き環境に残るでしょう。

[感想]『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』

この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。

本日はこの前のスパイダーマン:ホームカミング』に引き続き、マーベルシリーズの映画をレビューしていきます。

butterneko.hatenablog.com

 

今回観た映画はこちら。

 

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

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気になった点

今作の劇中ではキャプテン・アメリカとウインターソルジャーという二人の存在が出会い、ヒドラという因縁のもと対立する、という構図があります。

 

その関係は一端はウィンターソルジャーであり、記憶を失ったキャプテンの旧友であるバッキーが、彼の命を救うことで一区切り。

 

という感じなのですが、話が完全に終わるわけではなく少しモヤモヤしてしまいます。

 

ヒドラの意思は残ったまま。バッキーは雲隠れ。話としては不完全ですね。

しかしそれを次回作の期待に変えられるのが、マーベルの利点ではあるのですが......。

 

面白かった点

この映画ではキャプテン・アメリカが主役ということもあり、アクションがかなり硬派な仕上がりになっています。

 

特に中盤大通りのど真ん中でのキャプテンウインターソルジャーのタイマンだけで満足できるまであります。

 

ウィンターソルジャーというだけあって、武器を惜しみなく使いあくまで兵士らしく戦うとてもいいキャラでした。

Kindle Paperwhiteを3ヶ月使ってみてわかったこと

ためらいながらKindle Paperwhiteの購入ボタンを押してから、3ヶ月が経ちました。

 

そんな私がこの商品について後悔していることがひとつだけあります。

 

それは、「なぜもっと早く買わなかったのか」ということだけです。

 

洗練されたデザイン

なかなか購入に踏み切れなかった理由は、使い心地や画面の感触に不安があったため。

 

しかし、そんなこと悩みはKindleで最初の1冊を読んだときに消し飛びました。

 

まず箱から出して感じたのが、思っていたよりも軽く収まりのいいサイズ感だったこと。

 

片手で簡単に使えてしまい、表面も滑りにくいため落とすこともなさそう。

まさに本を読むためだけに作られた、という感じがしました。

 

安定の使い心地

 

小説、雑誌、漫画とさまざま読んでいくと動作は少し遅れがちではありますが、慣れると気にならなくなります。

 

めくっていく感触は紙と同じかそれ以上に滑らか。

画面の色合いもかなり再現度が高いです。

 

気になる点

しかしながら、一点だけ紙の方がいいな、と感じるのが漫画。

 

ものにもよりますが、見開きが左右でばらばらに表示されるため読みづらいです。

一応画面全体に表示させることもできますが、テンポが悪い。

 

難点としてはこのくらいでしょうか。

人生は愛すべきクソゲー

先日とあるラノベを読んでいると、気になる話題が上がっていました。

 

その話題とは、『人生はクソゲー』。という主人公の主張です。

 

ゲームというものの評価は少なからず『神ゲー』か『クソゲー』の二択で語られることがあります。

「中毒性があり、何日でも続けていられそうなほどよくできた神ゲー

「バグが多いからクソゲー

といったように。

 

では人生をゲームに置き換えたとき、どちらになるのでしょうか。

そう問われたとき、私は『クソゲー』の方を選んでしまいます。

 

 

人生は究極の運ゲー

 

その理由の一つとしてこのゲームは勝敗に直結する最も重要な要素がであるからです。

 

裕福な家庭に生まれる運、容姿端麗に生まれる運、いい友人に知り合う運、等々。

 

この時点で全ての人間が平等ではなくなります

 

 FPSで言えば武器の性能差やキャラの体力。

格ゲーで言えば技の火力と範囲。

ソシャゲで言えば排出率と言ったところでしょうか。

 

これらの要素が運によって決まるアンバランスなゲームに高評価は与えられません。

 

「それでも努力によってなんとかなるのでは?」

という反論もあるかもしれません。

 

しかしゲームというカテゴライズで人生を見るとき、 これほどに理不尽なことはありません。

 

ここで言う努力とはつまりプレイスキルのこと。ゲームの技術とも言えます。指先の動きだったり、反応の速さだったりのことです。

 

つまり弱キャラで強キャラに勝ちたければ上手くなればいい、と言っているわけです。

 

しかし上手い人が強キャラを使えばどうでしょう?

上手い人が強武器を持っていれば?

無課金で全てのレアキャラを揃える人間がいれば?

 

そんなゲームはクソゲー以外のナニモノでもありません。

 

 

それでも私たちには、これしかない

 

こうしてここまで、人生というゲームがいかにバランスの悪いものか語ってきました。

けれども私とて闇雲にこのゲームを批判していたわけではないのです。

 

突然ですが、みなさま子供の頃にゲームを買ってもらったことはあるでしょうか。

ゲームでなくてもおもちゃだったり絵本だったり。

私の場合はゲームボーイテトリスでした。笑

 

そういうものって今でも思い出すくらい楽しめた記憶があるんですよね。

 

人生ってきっとそれらと同じなんです。

 

バランスやキャラの性能なんかは度外視で遊ぶものがそれしかないからひたすら遊ぶ。

無理矢理にでも面白いところを見つけて、何度でも。

 

それがこのクソゲーの楽しみ方だと私は思います。

 

なのでみなさま、人生に疲れてしまったらゲームをしましょう。

自分が楽しめると思ったゲームをとことんやりこみましょう。

 

Spotifyに登録して人生が変わった話

皆さんSpotifyという音楽ストリーミングサービスをご存知でしょうか。

 

www.spotify.com

 

私は恥ずかしながら今年に入るまでこのサービスの存在を知らず、お気に入りのアーティストはYoutubeの動画か、TUTAYA店頭の試聴にてリサーチしていました。

 

しかしわざわざ店に行くのも手間ですし、動画があっても少なかったりするので何かいい方法はないかと頭をひねっておりました。

 

そこでみつけたのがこのSpotify

 

始めは少々抵抗があったものの無料でもアカウントが作れるということなので、早速試してみることに。

 

感想、「なんだこれ、すげえ」

入ってから一日もたたずに有料会員(月額980円)に。笑

正直なめてました。

 

4000万曲以上もの豊富な楽曲数!

まず私のよく聴く音楽のジャンルとして、邦楽ロックを調べてみるとやはり有名なアーティストはないものも多かったものの、バンドなんかはかなり充実しています。

 

そして驚いたのがまだ発売されてまもないシングルやアルバムまでもがそこに追加されていたこと。

 

思わずもうCDショップに行かなくなる未来を予知してしまいそうでした。(^^;

 

別ジャンルの開拓!

なんといってもこれだけの曲数があるわけですから、聴き込んでいると次々と新しい発見があります。

 

邦楽ロックだけに限っても、ガールズバンド、少し前の世代や最新のアーティスト達と様々なものを聴きまくりました。

それでもなお私のプレイリストの数は増え続けています。

 

 

しかしこのサービスの本当にすごいところは別のジャンルに気軽に手を伸ばせる、ということ。

 

クラシック、ジャズ、ポップス、ヒップホップ、アニソン、ゲーム・ミュージック、演歌、落語、etc、etc......

 

気まぐれに手を伸ばしてみると新たな発見が次々とできてしまいます。

 

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こんな感じに邦楽ロックをまとめてくれているプレイリストも完備。

ジャンル単位で気軽に聴くにはもってこいです。

 

 

私はこのSpotifyに出会って本当に人生が変わりました。(怪しい宗教ではないですよ)

薦めた友人達からももれなく好評でした。

 

まずは騙されたと思って登録してみてはいかがでしょうか。

オススメ邦楽ロック!! 『a flood of circle』

小説やドラマなんかでしばしば衝撃的な出会いのことを、電流が走る、雷に打たれたようなという表現をするのを見かけることがあります。

 

本日紹介するバンドはまさにそんなインパクトを与えてくれるこちらのバンド!

 

a flood of circle

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a flood of circle(ア フラッド オブ サークル)は、日本の4人組ロックバンド。略称はAFOC

a flood of circle - Wikipedia

 

オススメポイント

このバンドはとにかくロックンロールです。笑

例えるなら、尖ったナイフか飢えた野良犬か。そんな荒々しさをたたえつつも、曲自体は王道になっています!

 

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この曲を聴いていると画面の向こうから溢れるエネルギーにじっとしていることができなくなります。

 

www.youtube.com

反骨精神の塊のようなこの曲も、いいカンジにキャッチーにまとまっていて聴きやすいものに。

 

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ひとつひとつのフレーズに魂が震えるこの一曲。MVのように思わず走り出したくなってしまいます。

 

これは紛れもなくロックンロールだ。

このバンドを聴くことでそんな衝撃を体感することができるでしょう。

 

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[感想]『ダンケルク』

私バター猫は戦争映画というのをこれまでの人生であまり観たことがありませんでした。

 

というのも、創作というものは本でもアニメでもフィクションが面白いという考えを持っていたためです。

SFやファンタジーなどの決して現実にはありえない空想世界での出来事こそ、自分を楽しませてくれると信じています。

 

その考えは未だに変わりませんが、この『ダンケルク』を観て、価値観が少し変わりました。

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気になった点

 

この映画で気になった点はほぼありません。笑

それほどに高い完成度の戦争映画でした。

 

しいて挙げるとすれば、劇中出てくるイギリスの戦闘機、スピットファイヤが強すぎること。

戦場を忠実に再現しきったこの映画でたったひとりで空を無双していくのは、少しリアリティに欠けるものでした。

しかしそれも演出のため。と言われれば納得できる範囲ではあります。

 

面白かった点

 

この『ダンケルク』には明確な主人公というものがなく、空、陸、海の視点でこの戦場を多面的に切りとっていきます。この構成が見事。

 

撤退戦というだけあって立場の違うそれぞれの登場人物は、色濃く迫る死と敗北の予感に必死で抗っていきます。

観ているこちらも呼吸を忘れるほどの緊張の連続

何が起こってもおかしくない戦場に、自分も立っている気分になりました。

 

 

これまで戦争映画というジャンルにまるで興味がなかった私をここまで惹きつける『ダンケルク』。みなさまも一度観てみてください。

オススメ邦楽ロック!! 『GOOD ON THE REEL』

近頃は少し冷えてきて、やっと秋の訪れを感じることができるような気温になってきましたね。

この時期は別れの季節とも呼ばれることもあるそうです。

本日はそんな秋にピッタリの少しビターなアーティストをご紹介します。

 

GOOD ON THE REEL

 

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GOOD ON THE REEL(グッドオンザリール)は、日本ロックバンド

GOOD ON THE REEL - Wikipedia

 

オススメポイント

このバンドの魅力は、ボーカル千野隆尋のハイトーンボイスで歌い上げる渾身のバラード。

 

www.youtube.com

 

切ない......。ただただ切ない。大切な人を想いながら聴きたくなる一曲です。

 

www.youtube.com

このバンドの曲を聴いていると思わず感情が揺さぶられ、まるでこの失恋ソングが自分のことのように胸の苦しさを覚えてしまいます。

 

いかがだったでしょうか。

紹介した2曲が気に入った方は他の曲も聴いてみてください。

 

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[感想]『スパイダーマン:ホームカミング』

9月初頭にPS4でスパイダーマンのゲームが発売されました。

このゲーム、なかなかに評価が高くバター猫としてはとてもやりたかったのですが、少しタイミングが悪く先送りに......。

そんなこんなで、じゃあ映画だけでも観て予習しておこうと思いゲオへ。

 

本日はこの映画の感想を書いていきます。

この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。

 

気になった点

この映画は『スパイダーマン:ホームカミング』というタイトルなのですが、アイアンマンや、キャプテン・アメリカなどお馴染みのヒーロー達が出てきます。

 

そのためあくまでスパイダーマンの映画なのですが、アベンジャーズの続編のような印象を受けました。

初代スパイダーマン映画のイメージで観るとちょっと後悔するかもしれません。

 

そして個人的には蜘蛛に噛まれるシーンがなかったり、スーツの説明が少なかったりと、若干消化不足感がありました。

 

 

面白かった点

そんなこの映画なのですが、やはりスパイダーマン好き向けにはよくできており、糸を使った爽快なアクション彼の小気味のいいジョークなどは健在。

 

そしてなんといっても見どころは強敵ヴァルチャー

 

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そのメカメカしいビジュアルもさることながら、中身が娘思いの父親というのも魅力があります。

二面性のある悪役としてスパイダーマンの敵にふさわしい人物像でした!

 

 

『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロ 土屋政雄=訳

本日の記事にはネタバレが含まれるので注意してください。

 

今日の書評は、2017年にノーベル文学賞を受賞した、カズオ・イシグロのベストセラー、『わたしを離さないで』。

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優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。 

生まれ育った施設へールシャムの親友トミーやルースも「提供者」だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。

彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。

 

作品紹介

この作品の視点は一貫してキャシーからのもので、幼少期から看護人として勤めるようになるまでを振り返っていく形で描かれています。

 

ヘールシャムと呼ばれる施設では彼女たちにとってあたりまえの、しかしどこかで違和感を覚える日々。

その影を落としたような日常は彼女らの体とその使命にまつわる真実を携え、ゆっくりと流れていきます。

 

そしてあることをきっかけに、救いようのない事実がつきつけられ彼女らはそのことと向き合って生きていきます。

 

ワンポイント

この物語に登場する人物たちはあくまで、普通の人間として描かれています。

 

大切な思い出、抑えきれない感情。一人ひとりがそういうのものを大事に抱えた私達となんら変わらない人々。

 

ただ一点違うのが、彼女たちは臓器提供の為に作られた「提供者」であるということのみなのです。

そしてその運命は最後まで変わることはありませんでした。

 

この物語は言ってしまえば悲劇なのでしょう。

 

読み終えたとき私が抱いたのは虚無感に似た寂しさ。古い友人を亡くしたような喪失感。

しかしそれらがキャシーたちの愛しい日々をより鮮やかに読み手の心に映しているのです。