書店員4年目が感じた”モラルに欠けるお客さま”の3つの特徴
皆さん書店、使ってますか?
「本屋は本を買うところではなく見るところ」だの「経営が厳しい」だの言われることが多くなりました。
しかしそんな中でも、まだまだ書店を利用する人の数は多いです。
それはありがたい限りなのですが、時にはお客さまにマナーとして、どうしても「え、それはどうなの?」と思ってしまうようなことがあります。
そこで今回は書店員4年目になる私から、書店を利用するにあたって気をつけるべきことを、実際によくある事例を元にいくつかご紹介していきたいと思います。
1,本を雑に戻す
皆さんが書店を利用するとき、「おっ、この本気になる!」と手に取ることは多いかと思います。そういう不意な本との出会いが書店の良さでもありますよね。
無論、書店員としてもそう思っていただけるように、日々陳列、POPなんかを試行錯誤しているわけです。
しかし問題はその後。戻すのが雑な方、意外に多いです。
恐らく戻した方はそこまで意識はしていないのでしょうが、例えば、違う本の上に重ねられたりすると、下になっているものを見つけるのが非常に難しくなり、それを探している他のお客さまが困ってしまいます。
他にも帯が破れたり、表紙のカバーが傷ついたり、雑に戻すといいことがありません。
もしも戻し方がわからなければ、近くの店員やレジにお声がけください。
2,過度な立ち読み
これはもはや、あるあるなのですが手にとった本を読破しようとするの。やめてください。汗
お客さまの中にはその場に座り込んでしまったり、長時間動かない方が稀にいます。
あまりにもひどいときには声をかけることもあります。
ついつい夢中になってしまうのはよくわかりますが、気をつけましょう。
3,おしゃべり
個人的に一番「いやだなー」と思うのがこれです。笑
なにも、「一言もしゃべるな!」、「店内私語厳禁!」
といったことを言いたいわけではありません。
友人や家族と出かけたところに書店があり、ふらっと立ち寄る。そこで思わず会話が弾んでしまう。なんていうのはさほど珍しいことでもないでしょう。
問題はその会話の内容が著者の批判だったりネタバレだったりすることにあります。
書店という空間は基本的には、静かなことが多い場所。
そこでの話し声は常に誰かしらの耳に入っていると考えるべきです。
気になっている本を探しにきたら、その売り場の前でネタバレを食らう、なんていうのがどういう気分かは想像に難くないでしょう。(もちろん私などは我慢しますが。血涙)
まとめ
いかがだったでしょうか。
少し細かいところもあったかもしれませんが、この記事が少しでも皆さんの書店での快適なお買い物の助けになることを願っております。