[感想]新たなファミリー向けクリスマス映画の誕生『クリスマス・クロニクル』
『ハリー・ポッターと賢者の石』と『ホーム・アローン』の制作陣でおくる一夜の物語。
『クリスマス・クロニクル』
この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。
サンタのそりが事故にあう原因をつくってしまった兄妹コンビは、クールでタフなベテランサンタクロースといっしょに、クリスマスイブを夜通しかけ回ることに!
一味違うサンタクロース。
この映画の魅力の一つとも言えるのがカート・ラッセル演じるサンタクロース。
彼の特徴は足代わりに盗難車を使ったり、刑務所の中で即興のクリスマス・ライブを行ったりとかなり破天荒で型破りな面を持ち合わせているところ。
それでもそれらは子どもたちにプレゼントを届けるという使命を成すため、彼は全力でサンタクロースをやっています。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』でのエゴ役は印象的。
余談ですが吹き替え声優も金尾哲夫さんで同じ組み合わせ。かなりのハマり役でした。
家族の絆と一夜の冒険。
そんなサンタとともに奔走する一晩はまさに夢のよう。
ところどころに『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』を彷彿とさせるポップさやテンポのよさが感じられました。
特に家族の絆が描かれることが多く、ファミリーで観るにはうってつけの作品となっています。