[感想]『デッドプール2』
今回の記事は前回の一作目『デッドプール』に引き続き、『デッドプール2』のレビューになります!
二作目もデッドプールというキャラに磨きがかかり、更に様々なキャラとの絡みも盛りだくさん。
前作の若干パンチに欠ける印象を見事に払拭した素晴らしい作品に仕上がっています。
この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。
ケーブル、コロッサスなどの他キャラの功績。
デッドプールの良さとして度が過ぎるようにも思えるジョークやネタの数々がありますが、それが一番輝くのは他のキャラとみせるやりとりにあります。
例えば初対面のケーブルをDCコミックのキャラ扱いしたり、コロッサスに対する常に小馬鹿にしたような態度だったり。
そういう自身とは違う面を持ったキャラクターたちとの掛け合いがあってこそ、デッドプールの良さが際立っています。
ギャグとシリアスのバランス。
そして今作は前作の弱点でもあった話の平坦さという面を見事に克服しています。
単独ヒーロー映画の一作目というのは説明しなくてはいけないことが多い故にどうしても展開がつまらなくなりがち。
しかしそれを踏まえても展開の緩急にバランスがとれているため観ていて退屈にならない出来になっていました!