[感想]彼女が主役であることの意味。『ワンダーウーマン』
今回はDCコミックスのスーパーヒーロー映画を鑑賞しました。
普段どちらかというとMarvel派の私ですが、MCUは一通り観終わってしまいました。
ということで次なる目標はDCエクステンデッド・ユニバース、つまりDC版MCUを辿ること。
その記念すべき一作目としてこの作品を選びました!
『ワンダーウーマン』
強い女性というだけではない彼女の魅力。
この作品の特徴としてはやはり女性ヒーローにスポットを当てた映画であるということ。
しかしそれはただ強力な力をもった女性というだけではありません。
例えば劇中のダイアナの服を見繕うシーンは主演のガル・ガドットの魅力をこれでもかと強調する印象的なものになっています。
舞台が戦時中ということもあり、周りには銃を持った兵士ばかり。
そして兵士は男ばかりです。
その中を駆け抜ける彼女の姿はいっそう際立ち、より特別なものとして映ります。
さらに登場する人物との関係。
それが持つ意味はやはり女性と男性とでは異なったものになるでしょう。
そういう彼女の立ち振舞や、表情、仕草全てにこの作品の主役が彼女であることの意味が込められています。