[感想]ブラックパンサーの本当の魅力とは。『ブラックパンサー』
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最重要人物の一人にして、『アベンジャーズインフィニティ・ウォー』へ至る最後の1ピース。
今回のレビューはそんな彼と彼の国について描いたこの作品。
『ブラックパンサー』
ブラックパンサーの本当の魅力。
大ヒットしたことも記憶に新しい本作。
「ワカンダフォーエバー」というワードも流行りましたね。
ここまで流行ったのは斬新なキャスティングと人種問題などを取り扱ったテーマが話題を集めるものだったから、という意見をよく見かけます。
しかし私はちょっと違った見方をしていまして。
純粋にかっこいいんですよね。ブラックパンサー。笑
このスーツをデザインした人は本当にすごい。
なめらかで高級感のある質感や、全体のしなやかなフォルム。
動物的な曲線美とオーバーテクノロジーの粋とも言える機能美が融合したスーパーヒーロー屈指のイケメンスーツに仕上がっています。
あれだけのヒーローが登場した『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でも特に異彩を放っていました。
ブラックパンサーとワカンダ王国。
そんな一度目にすると惹きつけられる彼のビジュアルですが、その存在はそのまま今回の舞台であるワカンダ王国を象徴していると言っても過言ではありません。
ヴィブラニウムを元とした超文明国ワカンダ。
そこにはアフリカの大自然と民族的な文化が共生し神秘的な調和を生み出しています。
そんな背景があるからこそブラックパンサーはより魅力的なキャラとして多くの人から評価を受けているのでしょう。