[感想]『マイティ・ソー バトルロイヤル』
この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。
ついにここまでたどり着きました。
全ては『アベンジャーズインフィニティ・ウォー』を楽しむため、そして今後のMarvelヒーロー映画を劇場できちんと観るため。
多少順番が前後することもありましたが、およそ致命的なネタバレなんかとは無縁で来られたと思っています。
そして残すところあと一作。
それでは参りましょう。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』
面白いが、バトルロイヤルではない。
この映画を観たどれだけの方がこの感想を抱くのでしょう。
私も観る前は闘技場で勝ち抜き的な形のストーリー展開をしていくのかなと思い、すっかりその気になってわくわくしておりました。
しかしまあその期待を裏切られたとまでは言いませんが、この邦題をつけた人にその理由を小一時間問い詰めたい気持ちにはなりましたね。
なにせバトロワ要素、ハルク対ソーだけでしたもん。ただの一対一でしたもん。
これなら普通にラグナロクで良かった気が......。
全体としては見所も多く、エキサイトできる。
Marvelのスタッフは何かとハルクと他のヒーローの力関係を描きたいのか、毎度いざこざがある気がします。
ハルク関連はこういうのを観るのが楽しみでもあるんですけどね。
しかし意外なことに純粋な殴り合いではソーの方が強いということが今回明らかに。
さすがは雷の神。
そのソーですが今作ではハンマーを失ったためか、髪を切られたためか、少し弱気になる場面も見え、キャラクターに変化が見られました。
死んだと思われていたロキもしれっと復活しており、ソーとの共闘という胸熱シーンもあります。
とにかく、どの場面をとってみても退屈なものが見当たらないというとても満足できる作品でした。