[感想]映画自体は意外と......『デッドプール』
突然ですが皆さんは軽口なヒーローというと誰を思い浮かべるでしょうか?
私は特にみんなだいすきスパイダーマンが連想されます。
戦闘中もとにかくおしゃべりな彼はMCUでその軽口に拍車がかかっています。
あるいはアントマンでしょうか?
彼のユーモラスな発言はその能力とも相まって非常にユニークなキャラを形作っています。
今回はそんなMarvelのヒーローの中でも特に独特の存在感を放つヒーローの作品をレビューしていきたいと思います。
『デッドプール』
呼びましたよ。ええ、呼びましたとも。
想定外すぎるキャラクター。
まず何が想定外かというとヒーローという枠組みを超えたコメントの数々。
彼の発する言葉の大半は下ネタかジョーク。
真面目なコメントを探すほうが難しかったりします。
ポップカルチャー好きということもあって、映画やMarvelコミックに関するネタなどが劇中に散りばめられ、一歩間違えるとファンを怒らせてしまいそうなものも。笑
そして彼の最大の特徴と呼べる第四の壁破り。
更にそのことにすら言及し、冗談にしてしまうという徹底っぷり。
笑いどころには困らない作品になっています。
いつか上記の2人と共演してるのが観たい......
ピーターにも映画好きという属性が付与されていますので......
話そのものはシンプル。それ故に少し地味。
ただこの映画の内容自体はアクションなんかで割とよくある復讐もの。
サプライズがないので、退屈な部分があることは否めません。
デッドプール本人からは想像できないほど無理なくおとなしいシナリオにまとまっていました。
なので見方によっては、コレジャナイ感に苛まれるかもしれません。