『ブギーポップは笑わない』上遠野 浩平
どうも。バター猫です。
今年は雨が多く、ジメッとした日が続いていますが、こんな日は本を片手に家に籠もっております。
今回は書評をしていこうと思います。
読んだ本はこちら。
「ぼくは自動的なんだよ。周囲に異変を察したときに、宮下藤花から浮かび上がってくるんだ。だから、名を不気味な泡(ブギーポップ)という」
この作品は一人の少女の体に浮き上がったブギーポップ(不気味な泡)と名乗る人格と少年、少女達が一つの奇妙な事件を軸に繋がっていく物語。
作品紹介
『ブギーポップは笑わない』とタイトルがついている本作ですが、ある特定の主人公がいるわけではなく、区切りごとに視点が変わっていきます。
事件に巻き込まれてしまった者、事件の首謀者、ブギーポップの友人、等々。
この登場人物達にそれぞれスポットがあたっていき、事細かく心理描写が描かれているため、むしろ全員が主人公のような感覚で読めました。
そして彼、あるいは彼女らは、一つの奇っ怪な事件によって繋がっていきます。
この事件ですが、言ってしまえばかなり猟奇的、かつ超常的なです。オカルト、かつフィクション的なものです。
しかし、物語が進むにつれ、その事件は最初とは全く異なった趣を見せていきます。
「君らはまだ誰も気づいていないが、この学園に、いや全人類に危機が迫っているんだ。だから、ぼくが出てきたんだ」
この、彼だか彼女だか不明のブギーポップは大真面目な顔をして言った。
ワンポイント
この作品には終始ミステリアスな雰囲気が漂っており、その中で時折垣間見える非現実の要素に、ラノベ読みとしての心がくすぐられるようでした。
そしてそれはブギーポップが体現しており、構成や展開によって非常に魅力的なキャラとして作品内に色濃く存在しています。
個人的にはとってもいいラノベ読んだなあという読了感に浸ることができました。
まとめ
数々の作品に影響を与えたとされるこのブギーポップシリーズ。
2019年1月からはアニメが放送されるそうです。(お恥ずかしながら私は知りませんでした。汗)
気になった方は、ぜひこの機会に読んでみては。
私的PS4オススメゲーム!!――ペルソナ5
どうも、最近ゲームの世界と現実世界の境が曖昧になっている自称、ゲーマー:バター猫です(笑)。
今回は私のオススメするゲームを紹介しようと思います!
さて、個人的にはゲーム全盛期なのでは? と思うほどの盛り上がりを見せているゲーム業界。
私自身よくPS4でゲームをするのですが、気になるゲームを一つ一つ追いかけていると他のことが手につかなくなることもしばしば。時間を……時間をくれ!!
そんな私がPS4のゲームを少し踏み込んだ形で紹介していきたいと思います!
今回はペルソナ5 !!
『ペルソナ5』(ペルソナファイブ)は、アトラスより2016年9月15日に発売されたPlayStation 3 / PlayStation 4用ゲームソフト。
かっこいいですね。パッケ絵。
このイラストに惹かれた方はきっとこのゲーム、向いてると思いますよ。笑
さて、それはさておきこのゲームはバター猫がPS4で一番好きなRPGです。
アニメにもなっているので、知っている方も多いのではないかと思います。
特筆すべきはその完成度の高さ。
このゲームの戦闘は基本的にコマンド式なのですが、おしゃれなUIとBGMと相まって非常にテンポがいい。よく作られています。
ストーリー面は少し王道からは少し外れるかな? という感想を持ちました。なにせこの作品のテーマは怪盗!
特に最初の方は主人公に対する周囲の当たりが強い。(ー_ー;)
私だったら間違いなく引きこもってますね。そしてゲームをします。笑
それ以降も結構重たい展開も出てきて、いやに生々しい話にもなったりするのですが、それがテーマの一つにもなっているので乗り越えるほかありません。
なのでこの辺が苦手な方は注意が必要です。
しかしその中で見出していく仲間たちとの絆は特別なものがあります。
最初にパッケ絵について触れましたが、あれあながち間違いじゃないんですよね。
というのも私はこのゲームの一番の魅力は『個性的なキャラたち』だと考えているからです。
あのパッケージを飾るイラストにもしもあなたの中に、
「おっ、このキャラの見た目いいな」
とか
「この雰囲気嫌いじゃないわ」
という印象が芽生えたなら、自信を持ってこのゲームをオススメします。
バター猫はこのゲームずっと楽しみにしていたので、発売日、ゲオに向かう私はスキップをしていたとかしてなかったとか。笑
プレイ中は本当に、頭から足の先までどっぷりとペルソナの世界に浸っておりました。
(*´∀`*)
しかし今こうして思い返してみると、一点だけ気になったことが。
このゲーム長いんですよねw
見返してみたところ、バター猫の一周目のクリア時間はなんと、およそ100時間超!!
急いでやっていないとはいえ、自称ゲーマーのこの私がクリアにこれほどの時間がかかるとは……ペルソナ5恐るべし。
まあそれだけ満足度が高かったというのはありますが、とにかく驚きましたね。
余談ですが私はこのゲーム3周ほどしております。笑
それほどに面白かったし、なにより学生に戻ったような気分でプレイできました。
いかがでしたでしょうか、ペルソナ5。
気になった方はぜひ、お手にとってみてください。それでは。
バター猫的ゲーム論。――e-Sportsに関する考え方
皆様、ごきげんよう。最近カラオケにハマりつつあるバター猫です。
近頃、各所で『e-Sports』という単語をよく目にするようになりました。
エレクトロニック・スポーツは、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称である[1]。「eSports」「e-Sports」「eスポーツ」等と省略した形で主に使われる[2]。
はい、Wikipediaさんありがとうございます。
まあ簡単にいうとゲームは単に遊びとしてではなく、特に対人要素のあるものは、健全な競技としての側面がありますよ。ということですね。
それに伴って大きな賞金が出る大会や、プロゲーマー、いわゆるアスリート的な立ち位置の方々が増えてきているようです。
今回はこの『e-Sports』について少し語りたいと思います。
バター猫的にはこの流れ、非常に楽しみでなりません。
ゲームって自分でやることはもちろん、人がプレイしているのを観るのもとても面白いんですよね。
それが自分でやったことのあるゲームだったり、高等な技術ならなおのこと、です。
なんなら自分でもチャレンジしてみたい……。笑
e-Sportsとゲームが抱える問題
しかし、残念ながらSNSやTVでまだまだ否定的な意見が見られるのも事実です。
「e-Sportsはスポーツじゃない」、「オリンピック種目にするのは反対」等々。
こういったものを色々調べてみるとそもそもゲームそのものに対しての風当たりが強いな。というのが印象として残りました。
やはりゲームは子供の遊ぶもの、あくまで娯楽でしかない、更に言えば時間のムダ、という考えの根が深いように感じられます。
それはその感覚でいままでゲームを遊んできた、または遊んだことのない方々の意見なのではないかと思います。
そしてそれは個人の価値観の問題なので否定はしません。
バター猫の気持ち
こういった意見に対して、私が思ったのは、
「なにも、否定することないのに……」ということでした。
自分が知らないものに対して多少、攻撃的になるのは仕方のないことだと思います。
それはバター猫とて例外ではありません。思うところはいくつもあります。(汗)
しかし大切なのはそういう気持ちを抑えて、どれだけ理解を示せるかということなのではないか、と私は思うわけです。
まとめ
本気でゲームに向き合い、それを本気で楽しんでる人たちがいる。
選手たちが大会やイベントで魅せるプレイの裏には気の遠くなるような積み重ねの努力がある。
それを生むきっかけになったのが、遊びとしてのゲームだったとしても、その時間はムダと切り捨てることは誰にもできないはずです。
もし仮に選手になれないとしても、ゲームをしたっていいじゃないですか。
歌手になれないとしても、カラオケに行ってもいいじゃないですか。(?)
何が起こるかわからない、それが人生であり、それが娯楽なのです。
バター猫のプロフィール。
皆様ごきげんよう!
当ブログ執筆者・バター猫です!
バター猫とは何者?
さて、まずは自己紹介のプロフィールから。
出身は石川県、金沢市。
現在はとある書店で働いております。
しかし、なぜか基本的にいつでも金欠なのです。不思議ですね。
このブログは何を書いていくの?
さて、お次はこのブログについて。
この辺は趣味のお話にもなります。
ズバリいいますと、このブログは「人生を全力で楽しみ尽くしてやるぜ!!」という私の欲望情熱のもと掲げられたものになっております。
ゲーム、漫画、アニメ、映画、音楽、小説、ラノベ、カラオケ、etc、etc、、、
この世はかくも楽しいもので溢れております。
私の場合、少々インドアの方に寄りがちではありますが……。
兎にも角にも、今や私の血肉を担っていると言っても過言ではないこの娯楽の数々。
それを多くの方々と共有、発見できたらどれだけ幸せなのだろうと思うわけですよ。いや、ホントに。
このブログはそういったかなり単純かつ個人的な理由でできたものなのです。
バター猫のいままで
私ことバター猫は実を言うと昔からこれほどの遊び人思考ではなかったような気がします。きっかけはなんだったのか。
小学生から中学進学までは主に『ハリー・ポッター』『ドラゴンラージャ』なんかの児童文学に触れて育ちました。もちろん全巻持っていました。今考えるとあんなちょっとした凶器になりそうなものを持ち運ぶなんて狂気の沙汰ですね。(゜∀。)ワヒャヒャヒャ
その頃のバター猫少年は知る由もないのです……。
まさかゲームが自分の人生にここまで踏み込んでくるとは……。
高校生になると、ある程度の自主性を信じられてのことか、親には多少のことは許されるようになりました。
やがてバイトをするようになり、周りにはゲーム、アニメが好きな友達。さあ舞台は整いました。
そこからは猿のようにただただゲームをしていたように思います。
学校が終わるとまっすぐ家に帰ってゲーム。休みの日には朝からゲーム。試験期間はもはやゲームをするために早く終わるような日々。
学生時代はそんな毎日でした。
それほど人と一緒に本格的なゲームに興じるというのが当時の私には新鮮でした。
バター猫のこれから
そんな感じの私ですが、まだまだそれらに対する熱は冷めることなく、むしろ年々燃え上がっていくばかり……。
ついにはブログまで初めてしまうというところまで来ました。まだまだ突き進んで行く次第でございます。
と、長々書いてきましたが根幹にあるのは、自分の好きなものを共有して、もっと楽しみたい。というシンプルな思いなのです。
どうぞ皆様、これからバター猫をよろしくおねがいします。